遊三師匠に教わったことなどをまとめてみました。
落語を演じる上でお役にたてれば。
・文扇堂:浅草1-20-2
高座扇は、店の真ん中にあるガラスケースの上に見本が置いてあります。
・ふじ屋:浅草2-2-15
・染の安坊:浅草1-21-12
・丸昌:浅草1-37-12
化繊でしたら生地が10,000円位~、仕立て10,000円位~でできます。(閉店)
・ちどり屋:浅草2-3-24
「男きもの」というだけあって、吊るしの着物が豊富にあります。(閉店)
・ヒロヤ:浅草1-32-3
反物など種類が豊富です。木綿で1反20,000円位から。上はキリがありませんが。
・帯源:浅草1-20-11
帯専門店。いい帯は、化繊の着物より高いです。
・かづさや:浅草1-18-1
雷門仲見世通りにあります。肌着、襦袢、 足袋など、和装小物ならこちらで揃います。和装のシャツのサイズ「大」「特大」「肥満」 そ、それって・・・
手ぬぐいの事を昔の落語はこう呼びます。
落語家さん仕様のたたみ方は以下の通り!
【まんだら(手ぬぐい)のたたみ方:1】
素人が意外と知らない、まんだらのたたみ方。
教室で師匠に教えていただきました。
真ん中から半分に折ります。
立ち落としになっている方、
(この場合は右側)を1/3ほど、
内側に折り込みます。
まんだらの長さに合わせて調整してください。
この幅で最後の長さが決まります。
【3】を半分に折り、端と端を合わせます。
【4】のまま折ると絵が中になるので、
ひっくり返しました。お好きに。
立ち落としになっている端、
(この場合は上側)を真ん中まで折り込みます。
反対側を真ん中まで折り込みます。
【7】をまた、半分に折って出来上がり!
上下(かみしも)と読みます。
落語家は左右に首を動かして会話してますよね。
上下(かみしも)
落語を演じる時は、右を向いたり、左を向いたりして会話をします。
たまに、まっすぐ前を向いている人もいますが、何だか分からないので止めましょう。
原型は、日本の芝居だそうです。
日本の芝居は、必ず、下手に花道があり、役者は下手から登場します。
家屋は、上手にあります。また、身分の高い方が上手に座ります。
上手=下手の反対=客席から舞台を見て右側 下手=上手の反対
家を訪ねてきた人は、下手に、家の主は上手にいます。
また、町人と武士、店子と大家だったら、町人や店子は下手に、
武士や大家は上手にいます。
そのため、<訪問者、町人、店子>を演じる時は、左(上手)を見て、
<主、武士、大家>を演じる時は、右(下手)を見て演じます。
【例】
八五郎が家に帰ってきて、かみさんに声をかける。
八五郎、外から来ているので左(上手)を向いて
八:左(上手)「おう今帰ぇったよ」
かみさん、家の中にいるので、右(下手)を向いて
か:右(下手)「何処ほっつき歩いてんだよ。早くお上がりよ」
八:左(上手)「言われなくたってあがるよ」
八、家に上がる。家に上がると、八が主なので、奥の方にいる。
そのため上下が入れ替わる。家の中にいるときは、奥にいるほうが上手にいる。※1
八、上手にいるので、右(下手)を向いて
八:右(下手)「今日は、驚いちゃった」
かみさん、下手になったので左(上手)を向いて
か:左(上手)「今日は、何を驚いたんだい」
※1【子ほめの時】
最初、八五郎を竹を訪ねたときは、八(下手)*竹(上手)だが
八五郎が上がりこむと 竹(下手)*八(上手)になる
さらに、奥にいた竹のかみさんが登場すると、
竹(下手)←八→(上手)かみさんという関係になる。
ただし、これは原則だそうで、違う場合もあるそうです。
【例】
「たがや」で武士が槍で町人を突くところ。
本来は、武士は上手になるが、槍を持った時には、左腕が前にでるため、
下手に向って演じたのではさまにならない。
そのため、上手に向けて(武士が下手)演じるんだそうです。
上下は、間違えることが多いので、稽古のとき注意してみてましょうね。
参遊亭落語会は、まずは【子ほめ】から覚えます。発表したら師匠から高座名が頂けます。
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